GPT-4が大きな話題になっています。 「人工知能は建築の未来なのか?というdomusの記事で考えたクリエーターの未来」という以前の記事でもAIのことに触れたけれど、前回はクリエイティブな画像、今回は文章の方です。
能力が格段に向上していて、司法試験にも受かるレベルらしい。もう人間よりも優れています。この先、私たちは、人間として何ができるのだろうかと考えながら、質問をしてみました。
GPT-4は、様々な言語に対応していて、日本語でも質問ができます。ちなみに、日本語でいくつか質問してみたものをこちらに掲載します。
地球環境は、このままいけば悪化して人類に危険が及びますか?
現在、地球環境は様々な問題に直面しています。化石燃料の消費や森林伐採、工業化などによる温室効果ガスの排出により、気候変動が進行しています。また、海洋や陸地の生物多様性の減少、水質汚染、大気汚染なども深刻な問題となっています。
これらの問題は、長期的に見ると人類にとって深刻な危険をもたらす可能性があります。気候変動による異常気象や海面上昇、食糧不足や水不足、生物多様性の喪失による環境悪化など、多岐にわたる危険が考えられます。
しかし、現在の地球環境を改善するための取り組みも進んでいます。気候変動への対策や再生可能エネルギーの普及、森林保全や生物多様性の保全、リサイクルなどが、世界中で進んでいます。また、科学技術の進歩により、環境問題に対する解決策が模索されています。
今後、地球環境が人類に危険が及ぶかどうかは、我々がどのように取り組んでいくかによって大きく左右されるでしょう。環境問題に取り組むことは、人類が持続可能な未来を築くために不可欠なことであり、一人ひとりが積極的に取り組むことが必要です。
AI技術は、人間にとって驚異になりますか?それはなぜですか?
AI技術は、多くの場合、人間にとって驚異的なものと見なされています。それは、AIが人間のように学習し、問題を解決し、予測する能力を持っているからです。
人工知能は、大量のデータを処理し、自動的にパターンを認識し、そのパターンをもとに予測を行うことができます。AIは、特定のタスクにおいて、人間を超える精度や速度で処理することができる場合があります。例えば、画像認識、音声認識、自然言語処理などの分野では、AIが驚異的な成果を上げています。
また、AIが自己学習する能力を持つことから、AI自身が新しい知識を獲得することができます。これにより、AIは人間以上に高度な専門知識を獲得することができます。
しかしながら、AIはまだ人間に劣る点もあります。例えば、感情や創造性、直感的な判断など、人間の持つ能力を完全に模倣することはできません。また、AIは誤った学習により、不正確な結果を出すことがあるため、注意が必要です。
総合的に見ると、AI技術は人間の能力を超える場面もある一方で、人間の持つ独自の能力や判断力は依然として必要不可欠であると考えられます。
未来への希望
他にも「AIができなくて人間ができることは何か?」などという質問をしてみましたが、非常に客観的な答えが即答されるので、ゲームのようで面白い。
その中で感じたのは、人間にある「感情という部分」。
昔の何かの映画化アニメでサイボーグ的なものは涙がでないしそれが何かわからないと答えるシーン。
そう、人は感動して涙することはあるけれど、人工知能にはそれはないということ。私たちは、ものを見たり体験したりして感動や悲しみを味わうことができます。
落合陽一さんが話していた、人間に残されたのは恋愛ぐらいじゃないですか?という言葉も興味深い。
人は、人を喜ばしたり、幸せにしたり、希望を与えたり、恋をしてワクワクドキドキしたり、失恋をして悲しんだりという力があります。AIに恋愛はできません。
そして、もう一つは「直感力」。人には眠った才能があるという話は何度も聞いたことがあります。超能力といわれるような超人的なこと。開発次第では、開花できるという話も聞いたことがあるし、過去の偉人は、そのような能力を持っていたという話も文献で読んだことがあります。
超能力的な能力と人を愛するということ、たぶんそれが人間としての特筆するべき特質であり、誰にも侵されない能力であったりするのではないかと改めて思ったのでした。
冒頭の画像は、stable diffusionで出してみた「未来の建築」。